【徹底解説】アミノ酸で疲労回復&ダイエット効果

みなさんこんにちは!

神楽坂・飯田橋エリアのパーソナルジムQUALITAS(クオリタス)です。

今日はアミノ酸についてお話しいていきたいと思います✨

1. アミノ酸とは?体の基礎をつくる栄養素

アミノ酸は、タンパク質を構成する最小単位であり、私たちの体を支える欠かせない栄養素です。

筋肉や臓器、皮膚、髪、爪はもちろん、ホルモンや免疫をつかさどる抗体、体内で働く酵素まで、ほとんどがアミノ酸から作られています。

つまり「アミノ酸=体を動かすための土台」と言えるのです。

*タンパク質 → アミノ酸への変換プロセス

私たちが食事から摂る肉や魚、大豆などのタンパク質は、そのままでは体に使えません。

消化酵素によって細かく分解され、最終的にアミノ酸になって初めて、小腸から吸収され、体の材料として利用されます。

たとえば、ステーキを食べたら「タンパク質」として体に吸収されるのではなく、「アミノ酸」に分解されたうえで筋肉や皮膚を修復している、というイメージです。

このため、アミノ酸を直接摂取すると、消化のステップを短縮して、素早く体に働きかけることができます。

運動後の疲労回復や、効率的な栄養補給にアミノ酸サプリが活用される理由もここにあります。

*必須アミノ酸と非必須アミノ酸

アミノ酸は大きく分けて 20種類 存在し、そのうち

  • 必須アミノ酸(9種類) → 体内で合成できないので、食事やサプリから必ず摂取する必要がある

  • 非必須アミノ酸(11種類) → 体内である程度合成できる

に分類されます。

必須アミノ酸には「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」などのBCAAや、「トリプトファン」「リジン」などがあり、筋肉や神経伝達、免疫力など、生命活動のあらゆる場面に関わっています。

一方、非必須アミノ酸も「グルタミン(免疫や腸の健康を守る)」「アルギニン(血流を良くする)」など重要な働きを担っており、健康維持に欠かせません。

*アミノ酸スコアとバランスの重要性

実は、アミノ酸はただ摂れば良いわけではなく、9種類の必須アミノ酸をバランスよく摂取することが大切です。

このバランスを数値化したものが「アミノ酸スコア」で、100に近いほど理想的。

例として、

  • 卵や牛乳、大豆 → アミノ酸スコア100(理想的なバランス)

  • 穀物(小麦、米) → 一部の必須アミノ酸が不足しがち

という特徴があります。

そのため「お肉とご飯」「豆腐とご飯」といった組み合わせで食べると、互いの不足を補い合って栄養価が高まります。

👉 まとめると、

  • アミノ酸は体をつくる基礎素材

  • 消化吸収の効率を高めたいときはサプリで直接摂取するのも効果的

  • 必須アミノ酸9種類をバランスよく摂ることが健康のカギ

という流れになります。

2. アミノ酸がもたらす主な効果

その①|疲労回復

私たちが運動や仕事をすると、筋肉の中ではエネルギーが消費される過程で 乳酸やアンモニアといった疲労物質 が発生します。

これが体に蓄積すると、だるさや集中力の低下につながります。

ここで活躍するのが「BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)」です。

  • 筋肉のエネルギー源として直接利用されるため、疲れにくくなる

  • 筋肉の分解を防ぎ、回復を早める

さらに「アルギニン」や「グルタミン酸」は血流を促進し、老廃物を排出しやすくすることで、体の回復スピードを加速させます。

特にスポーツ選手や長時間デスクワークをする人、朝起きても疲れが抜けない人にとって、アミノ酸は「エネルギーの回復源として役立つのです。

その②|ダイエット効果

アミノ酸は、単に栄養素というだけでなく 痩せやすい体づくりのサポーター でもあります。

✅ 脂肪燃焼をサポート

アミノ酸は運動時のエネルギー源になり、代謝を活性化します。

特に「カルニチン(リジンやメチオニンから合成される)」は、脂肪をエネルギー工場であるミトコンドリアに運び込み、燃焼を助ける重要な働きを持っています。

✅ 筋肉量を維持

食事制限をすると、脂肪だけでなく筋肉も落ちやすくなります。筋肉が減れば代謝が下がり、リバウンドしやすい体に…。

BCAAを中心としたアミノ酸を補給することで、筋肉を守りながら脂肪を優先的に減らすことができます。

✅ 食欲コントロール

「フェニルアラニン」や「トリプトファン」は脳内でホルモンの材料となり、満腹感や幸福感に直結します。

  • フェニルアラニン → 満腹中枢を刺激して食欲を抑える

  • トリプトファン → セロトニンを増やしてストレス食いを防ぐ

「つい夜中にお菓子に手が伸びてしまう…」という人には、アミノ酸が心強い味方になります。

その③|美容・健康維持

アミノ酸は美容成分としても欠かせません。

✅ 美肌を支える

肌のハリや弾力をつかさどる「コラーゲン」は、グリシン・プロリン・ヒドロキシプロリンといったアミノ酸の組み合わせでできています。

不足すると肌が乾燥しやすくなったり、シワやたるみの原因に…。

アミノ酸をしっかり摂ることで、体内でコラーゲン合成がスムーズに行われ、ぷるんとした若々しい肌をキープできます。

✅ 美髪・爪のケア

髪や爪の主成分である「ケラチン」も、アミノ酸から作られるタンパク質です

特に「シスチン(システインが2つ結合したもの)」は髪の強さやツヤに直結。

アミノ酸が不足すると枝毛や爪割れの原因になってしまいます。

✅ 免疫力アップ

グルタミン」は免疫細胞のエネルギー源として働き、風邪予防や体調管理に役立ちます。

また「アルギニン」は血管を拡張し血流を良くするため、冷え性の改善や生活習慣病の予防にも期待できます。

美容と健康の両面で、アミノ酸はまさに「内側からのケア」に欠かせない存在なのです。

👉 まとめると、

  • 疲労回復 → 乳酸除去&エネルギー補給

  • ダイエット → 脂肪燃焼、筋肉維持、食欲コントロール

  • 美容・健康 → コラーゲン生成、髪・爪ケア、免疫力サポート

アミノ酸をうまく取り入れることで、体の中から元気と美しさを引き出せます。

3. 疲労回復&ダイエットに効果的なアミノ酸の種類

アミノ酸は20種類以上ありますが、特に「疲労回復」「ダイエット」「体調管理」に効果的な種類をピックアップしました。

どれも働きが少しずつ違うので、自分の目的に合わせて摂取すると効果を実感しやすくなります。

その①|BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)

  • 特徴:分岐鎖アミノ酸と呼ばれる3種類の必須アミノ酸の総称。

    筋肉の中に豊富に存在しており、エネルギー源として使われやすい。

  • 効果
    • 筋肉の分解を防ぎ、筋肉量を守る
    • 運動時のスタミナ維持
    • 疲労物質の蓄積を抑える
    • 運動後の筋肉回復をスムーズにする

  • おすすめの摂取タイミング:運動の30分前、またはトレーニング中に摂ると効果的。

👉 「筋肉を減らさずに脂肪を落としたい人」「トレーニング後の疲れを軽減したい人」に特におすすめ。

その②|アルギニン

  • 特徴:非必須アミノ酸の一つですが、成長期や疲労時には不足しやすいため「準必須アミノ酸」とも呼ばれる。

  • 効果
    • 血管を広げて血流改善 → 酸素や栄養を体の隅々まで届ける
    • 成長ホルモンの分泌を促し、脂肪燃焼や筋肉修復をサポート
    • 免疫力を高める
    • 精力サポートにも関与

  • おすすめの摂取タイミング:運動後や就寝前。回復力を上げたいときに◎。

👉 「代謝を高めたい人」「冷え性やむくみが気になる人」におすすめ。

その③|グルタミン

  • 特徴:体内に最も多く存在するアミノ酸で、免疫や腸の健康を支える。

    ストレスや疲労で消費が増えるため、不足しやすい。

  • 効果
    • 筋肉分解を抑え、回復を助ける
    • 免疫力を高め、風邪や感染症を予防
    • 腸内環境を整える(腸粘膜のエネルギー源になる)
    • 集中力やメンタルの安定にも寄与

  • おすすめの摂取タイミング:運動直後、または体調を崩しやすいとき。

👉 「疲れが抜けにくい人」「体調を崩しやすい人」「腸活をしたい人」に効果的。

その④|リジン

  • 特徴:必須アミノ酸の一つで、体内で合成できないため食事やサプリからの摂取が必須。

  • 効果
    • 脂肪燃焼を助ける「カルニチン」の合成に関与
    • 成長ホルモンの分泌を助け、筋肉の修復や代謝を促進
    • カルシウム吸収を助けて骨の健康にも貢献

  • おすすめの摂取方法:肉や魚、大豆製品から摂取しやすい。

👉 「脂肪を効率よく燃やしたい人」「骨や筋肉を強くしたい人」におすすめ。

その⑤|トリプトファン

  • 特徴:必須アミノ酸の一つで、心の安定に関わる「セロトニン」や睡眠ホルモン「メラトニン」の材料になる。

  • 効果
    • セロトニン生成 → 気持ちを安定させ、ストレス過食を防ぐ
    • メラトニン生成 → 睡眠の質を高め、回復力をアップ
    • 疲労感やイライラの軽減

  • おすすめの摂取タイミング:朝に摂るとセロトニン合成が促進され、夜は眠りやすくなる。

👉 「ストレスで食べすぎてしまう人」「睡眠の質を上げたい人」に特に有効。

まとめ

アミノ酸と一口に言っても、それぞれに個性があります。

  • BCAA → 疲労回復・筋肉維持

  • アルギニン → 代謝アップ・血流改善

  • グルタミン → 免疫力・腸内環境サポート

  • リジン → 脂肪燃焼・骨や筋肉の強化

  • トリプトファン → ストレスケア・快眠

目的に合わせて選ぶことで、アミノ酸の効果をより実感しやすくなります。

4. アミノ酸を効果的に摂取する方法

その①|食事から摂る

アミノ酸は普段の食事からもしっかり摂れます。

  • 肉類(鶏胸肉、牛赤身、豚ヒレなど)

  • 魚(マグロ、カツオ、鮭)



  • 大豆製品(豆腐、納豆、プロテイン)

特に「動物性+植物性」を組み合わせると、アミノ酸バランスがより良くなります。

その②|サプリメントで補う

運動前後や、忙しくて食事が不規則になりがちな人には、アミノ酸サプリがおすすめ。

  • BCAAサプリ:運動前に飲むと筋肉のエネルギーに直結

  • EAA(必須アミノ酸)サプリ:総合的に摂取でき、ダイエットや美容にも◎

  • アルギニン・グルタミン単体サプリ:疲労や免疫対策に

その③|タイミングを意識する

  • 運動前:エネルギー源として脂肪燃焼を助ける

  • 運動後30分以内:筋肉の修復をスムーズにする

  • 就寝前:成長ホルモン分泌を促進し、回復力アップ

5. 摂取の注意点

「アミノ酸は体にいい」とはいえ、過剰摂取には注意が必要です。

  • 一度に大量に摂っても吸収しきれず、腎臓や肝臓に負担がかかる

  • サプリは「1日目安量」を守ることが大切

  • 食事からのタンパク質摂取も忘れず、バランスを意識する

6. まとめ|アミノ酸を味方にすれば疲労もダイエットもラクになる!

アミノ酸は、私たちの体を作る根本的な栄養素であり、

  • 疲労回復

  • 脂肪燃焼

  • 筋肉維持

  • 美容サポート

と、多方面に役立ちます。

特に忙しい現代人にとって、アミノ酸を効率よく取り入れることは、

元気に働きながらキレイでいたい

運動しても疲れにくい体を作りたい

という願いを叶える強力なサポートになるでしょう。

毎日の食事に気を配りつつ、必要に応じてサプリを取り入れれば、より効果的に疲労回復&ダイエットを進められます。

この記事の監修者】 
QUALITAS代表トレーナー 岡田啓

【保有資格】
 NSCA-CPT (全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト)
FMS Level 1&2

【修了過程】
Dynamic Neuromuscular Stabilization パート1&2
PRI Myokinematic Restoration
PRI Pelvis Restoration

【神楽坂・飯田橋・南青山・表参道のパーソナルジムQUALITAS】

神楽坂・飯田橋・南青山・表参道エリアのパーソナルジムQUALITASは、「2ヶ月で人は変われる」をCONCEPTに、店舗では「パーソナルトレーニング」 「痩身エステ(ハイパーナイフ)」 を組み合わせた独自のサービスを、店舗の外では「低脂質宅配食」と「オンライン食事指導」を組み合わせたサービスでお客様のボディメイクを徹底サポートいたします。

トレーニングと痩身エステ(ハイパーナイフ)を組み合わせることによって、運動や生活での脂肪燃焼効果を最大限高め、業界初の部分痩せを実現することで、より多くのお客様のお悩みを解決します。

また、食事のサポートでは従来のオンライン食事指導に加え、実際にボディメイクに最適な食事をお客様に提供することで、理想の食事バランスを実際に体感していただけます。

QUALITASでは体験レッスンを随時受付しております。
ご希望の方は、下のボタンをクリックしてください!

店舗詳細

パーソナルジムQUALITAS神楽坂店

営業時間 営業時間 9:00〜21:30(最終受付21:30)
定休日  年末年始
住所   東京都新宿区神楽坂3-6 丸岡ビル 3F

東京メトロ東西線「飯田橋駅」徒歩2分
都営大江戸線「牛込神楽坂駅」徒歩5分
東京メトロ東西線「神楽坂駅」徒歩8分

パーソナルジムQUALITAS南青山店

営業時間 9:00〜21:30(最終受付21:30)
定休日  年末年始
住所   東京都港区南青山2-27-11 Hilltop 青山2F

東京メトロ銀座線「外苑前駅」より徒歩1分
東京メトロ半蔵門線「表参道駅」より徒歩7分
都営大江戸線「青山一丁目駅」より徒歩9分