【徹底解説】ダイエット中の果物は太る?太らない?

皆さんこんにちは!

本日はダイエットに関する、とっても身近な疑問を解説していきます。

「ダイエット中に果物を食べると太る?太らない?」

果物って、一見とてもヘルシーなイメージがありますよね。

ビタミンも豊富で、美肌や健康のためにも良さそう。

だけど一方で「甘い=糖質=太るのでは?」と不安になったことはありませんか?

特にバナナやブドウ、マンゴーなどは甘さがしっかりあって、「本当に食べても大丈夫なの?」と思う方も多いでしょう。

そこで今回は、果物の糖質の種類と特徴、ダイエット中の正しい食べ方、太りにくい果物ランキングまで、

徹底的に解説していきます!

「果物を賢く食べて、ダイエットを味方につける」知識を身につけましょう✨

なぜ果物は太ると言われるのか?

果物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で「健康に良い食べ物」として知られています。

美容や美肌、便秘解消にも役立つイメージが強いので、「果物はむしろ食べたほうがいい」と思っている方も多いでしょう。

しかし一方で、ダイエットをしている人の間では「果物は太るから控えたほうがいい」ともよく言われます。

この“太る説”の正体を解き明かすカギとなるのが、果物に含まれる糖の種類です。

果物に含まれる糖は3種類ある

果物に含まれる糖は、大きく分けて以下の3種類に分類されます。

  • ブドウ糖(グルコース)
  • 果糖(フルクトース)
  • ショ糖(スクロース:ブドウ糖+果糖の組み合わせ)

同じ「糖質」ではあるのですが、それぞれ体内での働き方が少しずつ違います。

つまり、果物の“太りやすさ”は、この3種類の糖の割合で変わってくるのです。

甘さの感じ方と糖の種類の関係

糖にはそれぞれ「甘さの強さ」があり、強い順に並べると以下のようになります。

  1. 果糖(フルクトース) → 一番甘い
  2. ショ糖(スクロース) → 砂糖と同じ甘さ
  3. ブドウ糖(グルコース) → 甘さは控えめ

例えば、ブドウには「ブドウ糖」が多く含まれています。

一方、バナナには「ショ糖」が多く含まれています。

「ブドウって甘いのに、ブドウ糖はそんなに甘くないんだ?」と思いませんか?

実はブドウの甘さは、ブドウ糖と一緒に含まれている“果糖”によって強く感じるのです。

逆にバナナはブドウよりブドウ糖が少ないのに、ショ糖の割合が高いため、総合的により甘く感じます。

甘さ=カロリーではない!

ここで誤解しやすいポイントがあります。

「甘いもの=カロリーが高い」と思っていませんか?

実は、どの糖も1gあたりのカロリーは約4kcalで同じなのです。

つまり、果糖でもブドウ糖でもショ糖でも、「1g摂れば同じカロリー」になります。

ではなぜ「果物は太りやすい」と言われるのでしょうか?

それはカロリーの問題というよりも、**体に入った後の働き方(代謝の仕方)**に違いがあるからなのです。

糖の代謝の違いが“太りやすさ”を決める

ブドウ糖は、食べると血液にすぐ取り込まれ血糖値を上昇させます。

血糖値が上がると脳が「お腹いっぱいだよ」という満腹シグナルを出すので、自然と食欲が落ち着くのが特徴です。

一方で果糖は、血糖値をほとんど上げません

そのまま肝臓に運ばれて中性脂肪に変換されやすいため、余分に摂ると脂肪の蓄積につながります。

さらに、血糖値が上がらないので満腹感も得にくく、つい食べすぎてしまうリスクがあります。

ショ糖はブドウ糖と果糖が結びついたもので、体内に入ると酵素によって分解され、それぞれが別の働きをします。

つまり、ショ糖を多く含む果物は「血糖値を上げる要素(ブドウ糖)」と「脂肪になりやすい要素(果糖)」を同時に持っていることになります。

例で考えるとわかりやすい!

例えば、夜にバナナを2本食べたとしましょう。

バナナはショ糖を多く含むため甘みが強く、つい「ヘルシーだから」と安心して食べてしまいがちです。

しかし、ショ糖の中に含まれる果糖は脂肪に変わりやすいため、寝る前に食べると消費されず、そのまま体脂肪として蓄積されやすくなります。

逆に、朝にイチゴを10粒ほど食べた場合。

イチゴは果糖量が少なく、水分も多いため全体のカロリーも低め。

しかもビタミンCが豊富で代謝をサポートしてくれるので、ダイエット中の朝食に取り入れるのは非常に効果的です。

まとめ:果物の“太る・太らない”は糖の種類で決まる!

つまり、「果物は太る」と一括りに言われるのは少し誤解で、正しくはこう言えます。

  • 果物には3種類の糖(ブドウ糖・果糖・ショ糖)が含まれている
  • どの糖も1gあたりのカロリーは同じ(約4kcal)
  • しかし「代謝のされ方」が異なるため、果糖の多い果物は脂肪になりやすい
  • ショ糖を多く含む果物も食べすぎ注意
  • 果糖が少ない果物(イチゴやグレープフルーツなど)はダイエット中でも安心

「甘さ=カロリー」ではなく、「糖の種類=太りやすさ」と覚えておくと、果物選びがぐっと分かりやすくなりますよ!

▼果糖とブドウ糖の違いが太りやすさを左右する!

ここからが本題です。果物の糖質がなぜ太りやすいかを理解するには、果糖とブドウ糖の違いを知る必要があります。

  • ブドウ糖(グルコース)

    摂取すると血糖値を上げ、インスリンが分泌されます。

    血糖値が上がることで脳に「満腹シグナル」が送られ、食欲が落ち着きやすいのが特徴です。


  • 果糖(フルクトース)

    果糖は血糖値をほとんど上げません。そのまま肝臓に運ばれて中性脂肪に変換されやすいのです。

    しかも血糖値が上がらないため「満腹感」が得られにくく、食べすぎの原因にもなります。

つまり、果糖は「血糖値を上げない=ヘルシー」と思われがちですが、実は脂肪を増やす落とし穴になる可能性があるのです。

ダイエット中に避けたい果物・おすすめの果物

果物を選ぶときの基準は、

  • 果糖が少ないかどうか
  • 食物繊維や水分が多いかどうか

この2つが大切です。

太りやすい果物(果糖・ショ糖が多め)

  • バナナ
  • ブドウ
  • マンゴー
  • ライチ

これらは糖質量が比較的高く、特に夜に食べると体脂肪として蓄積されやすいので注意が必要です。

太りにくい果物(果糖が少なめ)

  • イチゴ(優勝!果糖が非常に少ない)
  • グレープフルーツ
  • キウイ
  • ブルーベリー
  • スイカ

特にイチゴは食物繊維も豊富で、1粒あたりの糖質が少ないため、ダイエット中でも安心して食べられる果物です。

果物を食べるベストタイミングは?

果物を「太りにくく食べる」には、時間帯も重要です。

  • 朝〜昼に食べるのがおすすめ

    活動量が増える時間帯なので、糖がエネルギーとして消費されやすい。

  • 夜遅くの果物はNG

    寝る前は消費エネルギーが少ないため、果糖がそのまま脂肪に変換されやすい。

  • 食前より食後に少量

    空腹時に果糖を摂ると血糖値のコントロールが乱れやすいため、食後にデザートとして食べるのが理想的。

果物を賢く食べるための工夫

  1. だらだら食べしない

    満腹感が得にくい果糖は、つい食べ続けてしまいます。

    必ず「小皿に盛って食べきり」でコントロールしましょう。

  2. 加工品は避ける

    ドライフルーツやフルーツジュースは、水分が抜けたり絞られたりすることで糖が濃縮され、カロリー爆弾になりやすいです。


  3. 甘味料入りデザートに注意

    「果糖ブドウ糖液糖」や「高果糖液糖」といった表示がある清涼飲料水やゼリーは要注意。

    果物よりも太る原因になりやすいのです。

まとめ

果物は「健康的だからダイエット中も食べてOK」と思われがちですが、種類やタイミングを間違えると、脂肪をためやすい食品にもなってしまいます。

  • 果糖は血糖値を上げにくいが脂肪になりやすい
  • 太りにくい果物はイチゴ・グレープフルーツ・キウイなど
  • 朝〜昼の活動的な時間帯に少量を食べるのがベスト
  • だらだら食べず、加工品や甘味料入りの食品は避ける

このポイントを押さえて果物を上手に取り入れれば、ダイエットの強い味方になってくれます。

美味しい果物を味わいながら、無理なくダイエットを成功させましょう!

この記事の監修者】 
QUALITAS代表トレーナー 岡田啓

【保有資格】
 NSCA-CPT (全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)
NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト)
FMS Level 1&2

【修了過程】
Dynamic Neuromuscular Stabilization パート1&2
PRI Myokinematic Restoration
PRI Pelvis Restoration

【神楽坂・飯田橋・南青山・表参道のパーソナルジムQUALITAS】

神楽坂・飯田橋・南青山・表参道エリアのパーソナルジムQUALITASは、「2ヶ月で人は変われる」をCONCEPTに、店舗では「パーソナルトレーニング」 「痩身エステ(ハイパーナイフ)」 を組み合わせた独自のサービスを、店舗の外では「低脂質宅配食」と「オンライン食事指導」を組み合わせたサービスでお客様のボディメイクを徹底サポートいたします。

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